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出版後も、人が集まる波をつくる

2025.1.27

●著者の立場を活かして、定期的なリスト獲得のしくみをつくろう

書籍には、著者の人柄があらわれます。

これまでの想いも経験も出し惜しみなく詰め込んだ本を、

一過性のものにするかしないかは、著者次第です。

本(文章)は形に残るものですから、

メルマガのネタにしたり、講座で使用したり、

いろいろな方法で長く活用してください。

そして、出版で得た「著者と読者」の立ち位置を

活かすことができる企画をつくることもおすすめです。


たとえば、「著者フェス」といって、

一緒に出版をした人が集まるイベントや電子書籍を使用した

「グループ勉強会」「個別相談会」などを実施すれば、

「著者」という権威性をより高めることができます。

また、電子書籍ならではのメリットとして、

Kindle出版では3ヵ月に1回ほど

無料キャンペーンを行うことができます。

これを利用して、定期的に

「無料キャンペーン」→「集客イベント」or「顧客リスト獲得」

という流れをつくるのもいいですね。


ぜひ、コンスタントに新しいリストを集め、

グループ読書会・本命商品への誘導ができるしくみをつくり、

本もビジネスも売れる電子書籍出版を叶えましょう。


●著者のポジションをしっかり活用しよう

企業やメディアのトップや担当者には、

「本」から情報収集をしている人が少なくありません。

そういった人ともつながりやすいのが、

出版の強みともいえます。

わたしたちが出版プロデュースした、

ある企業研修講師は、電子書籍で新しくBtoBを開拓するため、

書籍のターゲットをBtoBに絞って制作したことで、

Amazon3部門で1位、450のリストを獲得することができました。

そして、企業にアプローチに行ったところ、

大きな変化を感じたそうです。

これまで「飛び込みの営業マン」という立ち位置だったので

成約率は散々でしたが、「Amazon3部門で1位」となった事実を伝え、

ペーパーバック(電子書籍を紙の本にしたもの)を名刺代わりに持参すると、

担当者や社長から、その場で研修依頼が入りました。

そのほかにも、次のような変化が起こったといいます。

・地元で最大規模の企業から200冊もの、ペーパーバックのオーダーが入った

・金融機関のトップが、タイトルを見ただけで
 「これを、新入社員全員に配りなさい」とその場で40冊オーダー

・さらに別の金融機関では、20冊の注文と新入社員研修の依頼が入った

これらに加え、短期間で

150万円の企業研修が0件→7社受注という結果になりました。

●「著者」の看板を得たことで、「営業」と見られなくなった

このような結果につながった理由は、

本を出しているという「著者ポジション」の効果です。

もともと知り合いの人であっても、

書籍の内容やプロフィールを見て、

「〇〇さん、じつはすごい人だったのですね」

と言われるケースは少なくありません。

書籍のプロフィールには、

名刺をはるかに超える情報量があるので、

名刺代わりにペーパーバックを持参すると、

まるで「営業マン」のような役割をしてくれます。

とくに、BtoBのビジネスを展開している人は、

電子書籍のペーパーバック化を活用してみてください。

次回、ペーパーバックについてお伝えしますね。