幼い頃から自作の絵本をつくっては祖父に見てもらっていたわたしにとって、祖父の「将来絵本をつくる人になるといいね」という言葉は、未来への力強い後押しになりました。

大学・大学院では、子どもや児童文学の研究が存分にできる第一志望の学校に入学。
そこで、知人の父親が経営していた会社が倒産し、一家離散…と、二度と表舞台に立てない状況に陥ってしまった姿を目の当たりにし、衝撃を受けます。
親の庇護のもとで安定した暮らしをさせてもらってきた自分、何もできない自分に失望し、自身を見つめ直すことになりました。
「自立して、自分にできることで世の経営者の役に立ちたい。さまざまなものを背負って立つ経営者の伴走者になっていきたい」
そう決意してから、進路を変更し、経営雑誌の記者になることにしました。

その後、もっとしっかり伴走できる、ビジネス書の出版社に転職。
経営者のあらゆる相談を受けられるよう、30歳で独立して、経営コンサルティングと出版サポートの２軸で仕事をしてきました。

その後、本のプロデュースをする会社「サイラスコンサルティング」を設立。
18年目には、出版社「星野書房」を立ち上げました。

数千名の経営者に出逢い、歩みに伴走させていただき、経営者の想いや世の中のためになる活動を、本を通して世に広めていくことに大きな手応えを感じています。

引き続き経営者の出版に力を入れながら、自社で立ち上げた出版社にて、子どもの頃からの目標だった絵本づくりにも挑戦していきます。

わたしたちの理念は、「本物を、未来へつなぐ」です。
型にとらわれないさまざまな本をつくり、これからの日本、未来の子どもたちに誇れるものを生み出してまいります。

経歴

大学時代、慕っていた人の父親が会社を倒産させ、二度と表舞台に出てこられなくなってしまった姿を目の当たりにし、経営者のサポートを生涯の仕事にすることを決意。

強みだった「書く力」と「編集力」を足がかりに、大学院在学中より、ビジネス系出版社に勤務。大学院卒業後、経営雑誌記者を経て、書籍編集者になる。
書籍はビジネス、経営、心理学、美容、恋愛・結婚、教育、子育て、健康、医療…と全ジャンルを担当。

30歳で起業したのち、株式会社サイラスコンサルティングを設立し、会社メンバー10名とともに、5年先、10年先まで右肩上がりにする経営者のコンサルティング事業と、書籍のトータルプロデュース事業（企画・編集・執筆・デザイン・制作）に従事。
出版によって、着実に経営が右肩上がりになる流れをつくることを得意とする。

プロデュース書籍の重版率は、平均85％（日本の出版物の平均重版率は15％弱）。
紙の書籍、電子書籍合わせて年間120冊をプロデュースしている。
のべクライアント数は経営者、企業をあわせて5000名（社）強。

創業以来、紹介・リピートのみで枠が埋まり、現在、一般新規の出版プロデュースは6ヵ月待ち。5年、10年以上のお付き合いになるクライアントを、数多く抱えている。