【コラム】読者に選ばれる目次をつくる、5つの秘訣
2025.3.18
●売れる目次の5つのポイントを押さえよう
売れる本には、目次に秘訣があります。
どんなものだと思いますか?
それは、目次を読むだけで答えがわかる構成になっていることです。
そのため、5つのコツを使って見出し・小見出しをつくっていきましょう。
1 動詞でまとめる
まず、おすすめしたい方法は、項目を「動詞」にすることです。
(例)
「子ども同士のケンカには口を出さない」
「相手の話は反論せず、いったん受けとめる」
「反論するときは、ひと呼吸おく」
・「何をどうする」
・「こういうときにはこうする」
という項目の出し方を意識すると状況がわかりやすくなりますよ。

2 適度に数字や期限を入れる
適度に数字や期限を入れる方法もおすすめです。
(例)東大脳は12歳までに育てる
これは、過去につくって実際に売れた本のタイトルです。
「東大脳」というキーワードと「12歳」という期限の区切りが、
売れたポイントのひとつでした。
数字があると、インパクトが生まれ、わかりやすく伝わります。
たとえば
「1日30分のウォーキングで10キロ痩せる」
「1000万の売上をあげる」
というように、期限を入れたり、
金額を入れたりするのもいいでしょう。
目次のなかにときどき数字を入れると、
興味を引きやすくなるのでぜひ取り入れてみてください。
3 20字以内、ひと言で言える長さにする
項目が長すぎると覚えにくく、
印象に残らなくなってしまいます。
ですから、項目はひと言で終えられるように目指しましょう。
短い分にはかまいませんので、
最大20文字を目安にするといいでしょう。
4 ときどき疑問形の項目も入れる
断定をする言い方が難しい場合は、
項目に疑問形を入れてもかまいません。
(例)日常生活のなかで子どもの才能を伸ばすには?
5 答えは言わないが、興味をそそる項目
読者の興味を引くために、
「ここだけは」「これ」「ここ」という言葉を、
ところどころで活用していきましょう。
これらの言葉を入れることで、
かなりアクセス数が上がる傾向があります。
(例)
「ここだけは外せない絶好の開運スポット」
「これだけ押さえれば寿命は10歳延びる」
「これをすればEDは改善する」
このように、箇条書きにした項目は、
この5つのポイントを使って整えて、
「売れる本の目次」にしていきましょう。
●Q&Aも読者に人気!
Q&Aを入れるのは、
どのジャンルの本でもとても評判がいいものです。
「Qの質問にAで答えをひと言入れて、そのあとに詳しく説明していく」
という流れにするといいでしょう。
(例)
Q どうしても怒鳴りたくなってしまったときには?
A 一度別室に移動して深呼吸しよう
講座やセッションをしている人の場合、
よくされる質問を入れるようにすると、
「こんな疑問にも答えてくれる人なんだ。教えてもらいたい」
という印象がつき、本命商品の購入へとつながりやすくなります。
目次はよく読まれる項目である分、
ポイントをしっかり押さえることで、
読者の興味を引き、ぐっと「売れる本」に近づきますよ。
