●文字数は読者に合わせて調整する

本の内容は、読者の人が知りたいことを、

わかりやすく書いていくことが大前提です。

たとえば紙の書籍でスタンダードなのは、

１ページあたり１行38字×15行。

ビジネス書でない場合など、

より読みやすい本にしたい場合は、

１行を34字や36字などにすることもあります。

そのため、１ページあたりの文字数は

５７０字前後が目安になるでしょう。

Ｗｏｒｄで作成する場合、

Ａ４サイズ約１枚分が、

紙の本で２ページの分量になります。

●１項目につき１メッセージ

目次はキャッチーに、

ひと言で何が書いてあるのかがわかるようにしましょう。

伝えることは、目次１項目につき、１メッセージにとどめます。

もしも長くなってしまう場合は、

ひとつの項目に対してメッセージが

複数入っている可能性があります。


１項目が長くなってしまうより、

短く項目がたくさんあるほうが読者は読みやすいので、

項目を分けたほうがいいでしょう。

●本は誰でも読みやすいように、ひらがなと漢字は７：３にする

　本の場合は、文字でも印象が変化します。

ひらがなを使うと、誰でも読みやすくなるうえ、

文章全体がやわらかい印象になります。


ひらがなと漢字が７：３くらいの割合を

目安にするのが、おすすめです。

迷ったときはひらがなにするといいですね。

出版のプロなら自由に進めていいのですが、

王道としては、まずは読者が読みやすいまとめ方を意識することで、

どんどん「売れる本」になる確率が上がりますよ。