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【コラム】「本を出す」だけでは、ビジネスにはつながらない

2025.2.17

●「出版すること」に囚われすぎると、失敗する

電子書籍が生まれたことで、誰もが出版できる時代になりました。

その一方で、

「出版したけれど、思った成果を得られなかった」

という人も大勢います。


わたしたちは、これまでに

ビジネス・経営・心理学・健康・教育・子育て・恋愛・結婚・投資・料理など、

ほぼすべてのジャンルで計430冊超の

紙の書籍・電子書籍のプロデュースと制作に関わってきました。


電子書籍は、2年強で150冊を出版・プロデュースし、

出版率は100%、現在はAmazonランキングで

1位を6〜15部門獲得しています。



紙の書籍でも、電子書籍でも、

自分の提供しているサービスを

心から欲しているお客様に見つけていただけるような

本づくりを心がけています。

それは、これまで数千人の著者にお会いするなかで、

次のようなケースを数えきれないほど目の当たりにしてきたからです。

1 紙の本を出版したいがために、

  言われるがまま自分の専門領域でない本を出版し、

  ブランドイメージが定まらなくなってしまった人

2 出版した後のビジネス展開をしっかり考えていなかったことにより、

  一発屋で終わってしまった人

3 たくさんの層の人に手にとってもらおうとするあまり、

  曖昧なテーマになり、逆に誰にも届かない本になって、

  二度と出版できなくなってしまった人

4 短期的に売れることばかり重視したことで、

  良質なお客様に恵まれなくなってしまった人


このように、じつはせっかくの出版が

逆効果になってしまうケースは、少なくありません…。



●書籍で専門家としてのポジションをとろう

これまで見てきた「出版で失敗する人」には、

ある共通点がありました。

それは、「本を出すこと」が一番の目的になってしまったことです。


ビジネスを右肩上がりにするには、

1 自身のキャラクターや人間性を出すこと

2 読者が知りたい内容を届けながら、「想い」と「メソッド」を伝えること

が不可欠です。

ですから、この2点をしっかり踏まえて出版しましょう。


「〇〇のことならこの人!」

というように、専門家としてのポジションが確立すると、

本当に必要としている人に情報が届き、

その結果、本業のビジネスに人が集まるようになっていきます。



ここで、あなたの状態もチェックしてみましょう。

次のチェックリストで、あなたはいくつ当てはまりますか?

もしチェックが少ない人は、

もっと戦略的に「出版」を考えていきましょう。