ビジネスにつながる出版全体の流れを設定する
2024.11.13
●ゴールに向かう4ステップを確認しよう
リストの獲得や、無料出版記念講演会、そして本命商品への誘導を考えていくと、
電子書籍出版の全体の流れは、次の図のようになります。
まず、本の出版前に必要なものは、リスト獲得のためのランディングページです。
これは、告知をするためのものなので、
出版予定日より早めにつくり終えておく必要があるでしょう。
また、リストを集めるための特典づくりも欠かせません。
Amazonの電子出版(Kindle出版)では、本を無料でダウンロードできる、
無料キャンペーンを最長5日間設定することができます。
これは、特典としてとても有効なので、かならず活用しましょう。
キャンペーンの開始日と設定する日数は重要なので、
本の作成に入る前に決めてしまうことが大切です。
キャンペーンのあとは、無料の出版記念講演会も行います。
出版記念講演会は、そのあとの本命講座へ、お客様を誘導するためのものでもあるので、
出版から1ヵ月以内を目安に設定するといいでしょう。
この出版記念講演会に何名集めるのか、そして、
そこからどうやって、何名に本命講座に来ていただくのかも、一緒に決めていきます。
●「無料キャンペーン」と「講座日」からスケジュールを逆算する
期日を決めるために、全体の軸になる「無料キャンペーン日」を設定しましょう。
「フロント講座」や「本命講座」の日程も先に設定して、押さえておくのがおすすめです。
電子書籍出版前はとくに忙しくなってきますが、
最初に重要な日時を決めておくことで、
告知やランディングページなどの準備も逆算しながら進めることができます。
●ゴールを明確にして、スケジュールを逆算していく
仮でもいいので、本のタイトルやターゲットなども、ここで一緒に決めておきましょう。
「わたしは〇〇の専門家です」
「本のタイトルは『〇〇』です」
「こんな悩みを持っている人、こんな夢を持っている人に読んでもらいたい本です」
「出版日の予定は〇月〇日です」
と宣言できるくらい、明確にしてみてください。
また、ポジションをとることによって、シリーズで出版していくこともできるようになります。
1冊出版して終わりと思わず、ぜひシリーズで本を出していくこともイメージしておきましょう。
理想のゴールにたどり着くためには、次の2つのポイントがあります。
1 最初にゴールを設定する
2 ゴールに向かっていく方法を逆算で考えていく
わたしたちの講座では、目標に向かってスケジュールを逆算するために、
次のチャートを使用しました。
出版を設計する際には、ぜひ活用してみてください。