【コラム】本の制作は「逆算」でうまくいく
2025.3.11
●ゴールを決めてから、本の内容を決める
ここで、書籍制作の流れを確認しておきましょう。
まず、
・今後、推していきたいビジネス
・本命商品
・今後のターゲット
を確定します。
そのあとは、「本の目次案」を出すことからはじめます。
どんな要素があるのか、
最初は現在提供している講座やサービスの内容や
ホームページなどで打ち出している、
自分の情報の洗い出しから行いましょう。
一見、今回の出版や本命商品と関係なさそうな内容や
コンテンツであったとしても、棚卸しをして出しておいてください。
すべてを洗い出すことで、
自身がどのようなスタンスでビジネスをしてきたのかが
明確になっていくのです。
そして、過去の棚卸しがしっかりできると、
次第に、これから先どのような活動をしていきたいのか、
未来が自然と定まります。
こうして、軸を定めてから本の制作にとりかかることで、
ぶれずにゴールに向かって進むことができるでしょう。
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●出版の質を保たなければ、良質な顧客はやって来ない
何度もお伝えしていますが、
出版は本をただ出せばいい、というものではありません。
電子書籍は、誰でも出版できるため、
いい加減なつくり方でも出せてしまいます。
ただ、極端に内容が少ない本や、
宣伝だらけの本を出してしまうと、
評判を落とすことにつながってしまいます。
基本的には、読者に
「この本を読んでよかった!」
と思っていただけるような濃い内容でまとめてください。
●電子書籍の目安は「100ページ」
紙の本は、200ページ前後のものが一般的です。
一方、電子書籍の場合、
平均100ページ前後(WordならA4用紙50枚前後、6万字未満)
のボリュームのものが一般的です。
ページがあまりにも少ないと、
「内容の浅い本だ」
「この著者はあまり信用できない」
と思われてしまう可能性もあるので、
100ページを大きく下回らないように、
作成の目安にしましょう。
ひと項目2ページなら、
100ページ分の項目には約35項目程度。
ひと項目4ページなら、
17〜18項目が必要になります。
目次のネタは、計算上の17〜35項目を目安にして、
できるだけそれよりも多く出しておくほうがいいでしょう。
一度、数を出してから、読みやすい量に調整する。
この量の調整も、
質の高い本にするために欠かせないポイントです。
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