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【コラム】共感を呼ぶ文章が、お客様のファン化につながっていく

2025.12.15

●共感する言葉を使う

すでにファンが山ほどいる有名人でない場合、

なるべく上から目線でまとめた文章は、

避けたほうがいいでしょう。

著者だからといって、正しくあろうとする必要はありません。

「わたしも○○のことで悩んでしまうことがあります」

「なかなか続かないこともありますよね」

といったように、寄り添いの言葉や

共感する言葉をときどき入れていきましょう。

自分やまわりの人のうまくいかなかった例や、

うまくいった例を入れていくのも有効です。

「○○な人が△△になった」

といったBefore Afterの実例であれば、

複数入れてもかまいません。

例が複数紹介されていることで、

話が具体的で理解しやすくなり、

読者の共感も呼びやすくなります。

●体験者の声を入れるときは、宣伝になりすぎないよう短めにする

「本命商品を購入した体験者の声をたくさん入れたい」

という著者の方もいますが、

広告に載っているような体験者の声をそのまま掲載すると、

宣伝色が強くなってしまうので、注意が必要です。

あまり多く入れすぎないように、目安として、

短い内容を5名くらいまでにしておきましょう。

10人前後になってくると、

しつこい印象を与えるため、

本の評価で低いレビューをつけられてしまうことがあるのです。

そのほかにも、

「対面したときに売り込みをされそうだ…」

という印象を持たれてしまうと、

そのあとの出版記念講演会や本命商品にも

つながらなくなってしまいます。

本を読んだ人が共感し、

興味を持った結果、問い合わせにつながっていきます。

「事例」と「体験者の声」では、

読者の印象は大きく変わってしまいます。

読み手の立場に立った文章を意識しましょう。